週末外灘ディナー

4軒前のルームメイトが、週末を利用して上海に遊びに来ました。

当時、静安寺のローカルアパートに住んでおり、地下鉄駅から徒歩5分・2Kで3000元(1人1500元)という非常にお得な物件でした。思うところがあり、彼女は帰国、私の引越しという名の放浪が始まったのでした。

で、そんな彼女と外灘ディナーに。るるぶにも載っている外灘6号の「天地一家」という広東料理レストランへ行ってみました。

「高級中華」「豪華中華」というよりは、レトロな窓から見える外灘の夜景のほうが印象的でしたが、料理はどれもあっさりと上品な味。サービスも行き届いているし、日本人好みかもしれません。

オーダーした「上海風味コース」は、思ったより量が多く、最後のほうはお姉さんに「少一点(少なくして)!」と頼みながら、美味しくいただきました。個人的には、フカヒレのクリームスープが一番美味しかったです。クリーミーなフカヒレなんて、食べる機会あまりないし。あとは、シンプルな、麺の定番・葱油拌面(ネギ油のつけめん)。中国に来てから麺が好きになった私ですが、ここの麺は上品で控えめで、癒し系でした。



この夜景で、この食事で、イメージの中の上海ライフって、ほんとにあるんだなあと、しみじみ。久々に、新鮮な気分で「夜上海」を満喫したひとときでした。