羊肉串の疑惑@上海、杭州

上海の道ばたでは、一見アラブを思い起こさせる風貌の男が、串に刺した肉を焼いているのによく出くわします。羊肉串(yang rou chuan)といい、ぼくも留学中は毎日のように食べていました。隣の部屋のボディビルダーが、毎日のように5本やら10本やら買い込んできては食べていたのも懐かしい思い出です。

で、先月、上海にいった際、一回り大きくなったボディビルダーと懐かしの再会。を果たしたのですが、おもむろに「あれ、羊とちゃうねん」といわれ、ショック!かれがいうには羊肉串は実は牛らしい…

羊と牛の違いもわからないという味覚のなさを恥じたのと、もしかしたらでも羊かもしれないという未練がましい気持ちが入り交じったまま、そのことはぼくの胸の中にしまっておきました。ところが、同行した友人と再び華東師範大学前で羊肉串を食べたところ、「でもこれ、羊じゃねえよなあー」と一言。さらなるショック。

なぜならかれは北海道出身。道産子。ジンギスカン。という訳で勝負あった、という感も。やっぱぼくの味覚がおかしいのだ…羊と牛の違いもわからない男なのだ…と。でも牛とはちょっと違うような気がするんだよなあ、往生際悪いが…羊肉串情報求む。ちなみに写真は上海と杭州の羊肉串売り。昼が上海。夜が杭州