さぬき映画祭バージョンを香川県に納品してきました。

編集であっという間に9月が過ぎ、もう間に合わないのではないかと
最後真剣にあわてましたが、映画の中の様々な情景に励まされるように、
なんとか駆け込みで香川にお届けすることができました。非常感謝。
(50分厳守ということで、泣く泣く最後に切ったシーンもたくさんです。
今でも未練たっぷりですが、もう少し長い80分バージョンを再編集予定です)

香川県庁に納品した足で、そのまま電車と船に乗って島へ。
粟島ではなんと年に一度の運動会が行われていました。
まさに秋晴れの青空のもと、グランドには山北さん、松田悦子さん、
みなさんが集まっていました。私もラジオ体操とパン食い競争に参加。
久しぶりに太陽の下で思い切り体を動かしました。

そして志々島では、上田商店さんに映画のチラシを貼ってもらおうと持っていったら、
すでに三豊市マリンウェーブでの上映ちらしが貼られていました。
11月26日に上映とのこと。私もこのチラシで知りました。
そしてスイカの孝子さん、山地さんご夫婦、変わらず笑顔で迎えていただきました。
みなさん、映画をとても楽しみにしていただいていて、プレッシャーではありますが、
とてもありがたいことです。
さぬき映画祭の詳しい上映スケジュールが出たら、またお知らせします。

今年の8月は暑い暑い夏でした。
思えばこんな夏休みらしい夏休みを過ごしたのは、学生時代以来かと。

腕を骨折しながらも毎日海で泳いでいた小学校3年生の夏休み。
初めての海外生活で自分がアジア人だと強烈に意識した高校の夏休み。
北海道をキャンプをしながら自転車で回っていた大学の夏休み。
そして今年、瀬戸内海の島でみんなで映画を作った夏休み。

大人になってから、こんな夏休みが過ごせるなんて、本当に贅沢ですね。
また帰りたいと思える夏に出会えたことに何よりも感謝。
夏の時間がたっぷりとつまった「チンゲンサイの夏休み」、11月のさぬき映画祭で。


2011年10月初
松田奈月