六安から、距離を越えて


今日はいいお天気ですが、持ち帰った仕事も少しあり、うちの中でお仕事モードです。
もちろん、ひと休みにお茶とスイーツは欠かせません・・。
夫のお父さんにいただいたガトー・ショコラに、中国緑茶の六安瓜片を合わせてみました。
ずっしりしたチョコレートには、あっさり中国緑茶や白茶が意外に合いますよ〜。
六安瓜片(ろくあんかへん)は、中国安徽省六安で採れる緑茶で、味がしっかりしていて
甘みがあるので、中国緑茶の中では飲みやすいお茶だと思います。


上海で通っていたお茶屋さんのおじさんが、「今度遊びに来るか」と言ってくれたのに甘えて
2006年に六安のお茶屋さんを訪ねました。上海から飛行機で1時間、合肥へ飛び、そこから
バスで2-3時間だったと思いますが、六安へ到着。六安へはおじさんが迎えに来てくれ、更に
車に揺られて数時間、今度はボートに乗り換えて湖を越えた奥深い山が、お茶の産地でした。
あそこで作られたお茶が、距離を越えてわたしの元にあるのだと思うと、余計おいしく感じます。

おじさんの上海のお店は、息子さんと娘さん、お嫁さんとで仲良く切り盛りしています。
初めて会ったときは赤ちゃんだったお孫さん、大きくなったかな。
おじさんたちにもまた会いに行かなくちゃ、とお茶を飲むたびに思うのでした。


by紙屋