中国インディペンデント映画祭2013に行ってきました
11月30日(土)〜12月13日(金)まで開催されている中国インディペンデント映画祭2013に行ってきました。
「独立(インディペンデント)映画が現代中国を内側からあぶり出す!」検閲を通らず、中国国内では上映できないリアルな中国を描いたという、聞くだけでわくわくしちゃう映画祭。2008年から始まり、第4回の今年は過去最多の計14本が上映されます。監督や出演者を招いたQ&Aや、ゲストによるトークイベントなど、盛りだくさんな内容で開催されていました。
もろもろ調整した結果、「ファック・シネマ/操他媽電影」(2005年、呉文光監督)と「白鶴に乗って/告訴他們我乘白鶴去了」(2012年、李睿珺監督)の2本を鑑賞。ネタバレになるので内容には触れませんが、前者は心に突き刺さる、後者は心にしみわたる、とても印象的な作品でした。
作品を観ながら、中国で過ごした日々や、そこで出会った人たちのことを思い出しました。
「普通の映画と、独立映画の違いがわかる?独立映画というのは、商業性を気にせずに、自分の撮りたいものを作る映画だ」
日中合作映画で知り合った制作の中国人スタッフが、こんなことを言っていました。あんなに主張の強い人たちが、表現の自由を抑えられている中で、それでも自分のテーマを純粋に追求している、その姿勢に感動したのを覚えています。
商業性から自由であることは、中国国内で上映できなかったり、制作する負担が大きかったりとリスクを抱えることでもあると思います。ただ、自由であるからこそ生まれる作品の躍動感や中国のリアルな息遣いは、同じくらい魅力的だと思うのです。その魅力を、多くの人に伝えられるお手伝いができたらなと。
だいぶ話がそれてしまいましたが、中国インディペンデント映画祭は明日まで開催中です。
ご興味のある方はぜひ。中国の新たな一面が見られるかも。
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中国インディペンデント映画祭 公式サイト
http://cifft.net/index.htm
読書の秋、オススメ雑誌のご紹介。
なんだかあっという間に11月!
今年の終わりも近づいてきてしまいました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて本日は、最近上海で買った雑誌のご紹介。
「新週刊 NEW WEEKLY(15元)」:話題の潮流をいち早くキャッチし分析する週刊誌
今週の特集は”悲観は私たちの共同の信仰 ~宮崎駿への手紙”
様々なジャンルの人達が宮崎駿氏に宛てた手紙を紙面で公開。
微博:http://weibo.com/neweekly
そしてもう1冊。
「文芸風象」:雑誌編集長は女流作家の落落。
手作り大好き、ナチュラル派女子にオススメの雑誌。
日本のMOEに近いイメージ。ポストカードなどの付録も毎号かわいい。
微博:http://weibo.com/zuifount
中国でも電子書籍人気が高まる中、やはり紙雑誌には安心感がありますね。
秋の夜長を楽しむ間もなく、寒い毎日が続きますが
温かい部屋でゆっくり読書を楽しみたいものです。
ないゆえ
残暑御見舞申しあげます。
残暑御見舞申しあげます。
上海も一時の百何十年ぶりという猛暑は過ぎましたが、
相変わらず湿度の高い蒸し蒸しとした毎日が続いています。
この季節のフリマは、暑い日中を避けての夕方スタート。
牛心では2週連続で週末フリマに参加してきました。
新淮海坊で行われた公益跳蚤会では、ヤドカリ屋さんが登場。
夏休みの風物詩的ではありますが、エサどうするんでしょうね。
その1週間後は、7号線終点駅・花木路駅のヒマラヤセンターのフリマに出展。
こちらは屋外映画上映会や金魚釣りも行われていて、夏祭り雰囲気満載でした。
夜の風はそろそろ秋の香りですね。
9月からは松江大学城の営業も再開します。
9月のオープニング展は清川東さんによる”ミユキちゃん展”です。
ないゆえ
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※Facebookを利用していない方もご覧いただけます。
上海の各公園で野外映画の上映会
最近、挨拶で「暑いね」しか言っていない今日この頃。
連日40度近い高温にうだるような毎日が続いています。
上海での高温日は連続20日以上を超え、ここ30年来で最も暑い7月だそうです。
40度を超えると工場の操業を停止しなくてはならなかったり、
高温手当を出さなくてはいけなかったりと色々なので、
どんなに暑くても39.9度と発表されていることが多かったのですが、
さすがにこの暑さ、40.6度という上海史上最高気温の更新が発表されました。
(7月26日)
http://sh.qq.com/a/20130726/014268.htm#p=3
こんな暑い毎日が続いていると、どうやって少しでも涼しく過ごすかが話題にも
なります。
先日の牛心店番の帰り道、ふらっと立ち寄った襄陽公園で野外上映会が開かれていました。
公園の入口のところに立てられたスクリーンの前にみんなが集まり、
かたかたと音をたてる映写機から光とともに娯楽映画が映し出されている様子は
まるで「ニューシネマパラダイス」の一コマのようでした。
夜になっても30度近い蒸し暑さは続いていましたが、無料開放されている会場には、
立ち見を中心に200人近くが集まっていたのではないかと思います。
上映されていたのは海外のアクション映画。
ネットの上映ラインナップが正しければ「終極挑戦」(ドイツ映画)。
暑さをしばし忘れるひとときでした。
この野外映画上映会は、毎年夏になると上海の各大型公園で開催されているようです。
(全て無料開放型)
上映作品は話題人気作を集めた老若男女楽しめるラインナップが中心となっています。
http://roll.sohu.com/20130701/n380317916.shtml
その中で気になるのは「東京裁判」。
9月28日に襄陽公園でも上映されるので、周りの反応を見に行ってみようかと思います。
その頃には、少し涼しくなっていることでしょう。
ないゆえ
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老码头のフリマに参加してきました!
5月12日(日)老码头のフリマに牛心で参加しました。
新しいモノづくりをしている作家さんとも知り合いになり暑かったけど楽しい時間でした〜♪
牛心のリニューアルオープンも、そろそろです。
サイトのページもぼちぼち準備していますので、また遊びに来てくださいね〜
ないゆえ
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